ブランディングとしてのアロマ空間デザイン・香りが企業にもたらすものは
アロマによるブランディングとは、「アロマが人へ働きかけるさまざまな力を活用、記憶に企業価値を埋め込むこと」を言います。
服の柔軟剤やハンドクリームなどの量販製品までにさまざまな香りが付けられる香りの市場は3337億円に上るまでになり(2015年)、日常で香りに触れる機会は年々増え、「アロマをオフィスや商業施設に香らせる」といったサービスは特別なものでもなくなっています。
「ブランディングツールとしてのアロマ空間デザイン」を2011年から手掛けてきた実績から解説していますので参考にされてください。
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アロマ空間デザインによるブランディング
本能行動を刺激するアロマ空間デザイン
中間層が本能・感情・記憶を司る大脳辺縁
においや香りの情報は「感情・記憶を支配する脳領域」へ伝えられたあと、本能行動を促します。
アロマ空間デザインをお店や商業施設で活用すると感情を揺さぶり、商品を手に取ったりスタッフ様に話を聞いてみたりと購買にむすびつく行動を促すのです。
空間デザインの視察で何気なく足を運んだASEAN地域のカジノ・オカダマニラやショウルームでも香り演出が行われていました。特にカジノでは香りが人を開放的にするということが知られ、昔から香り演出が行われています。
okadamanila
感性を揺さぶるツールとして活用できるアロマ空間デザイン

顧客にとって視覚的に認知しやすいように商品やサービスなどのレイアウトが組まれる考え方はビジュアルマーチャンタイジング(VMD)と呼ばれます。
これに対しアロマ空間デザインは言わば「アロマを活用したマーチャンダイジング(AMD)」です。
弊社が行なっているアロマを活用したマーチャンダイジングの具体的な手法をご紹介しましょう。
アロマを活用したマーチャンダイジングの具体的手法
- イメージカラーの活用
- エッセンシャルオイルのアイデンテティを織り込む
- 機能性と商業施設の整合性
@イメージカラーの活用
ミントが使われた商品として、例えば男性の整髪剤とか、ミント味のタブレットなどを想像してみてください。
いずれもブルー系の清涼感とさわやかさをイメージしたパッケージになっており、どう考えても赤みがかった暖色系のパッケージでは商品そのものとかけ離れたイメージになってしまいます。
ミントに関してはさわやかな雰囲気作りにマッチする香りです。フィットネスなどにはマッチするかもしれませんが、バリをイメージした暖色系の内装のエステサロンの香りにするにはちょっとイメージが合いません。
弊社がご提供しているアロマ空間デザインも一つ一つの香りに色を持たせ、クライアントの商業施設のイメージにマッチする香りを選択していきます。このイメージカラーの活用が、商業施設と香りとの間の違和感をなくすベースとなる手法なのです。
Aエッセンシャルオイルのアイデンテティを織り込む
南国に生息するジャスミンを活用したアロマ空間デザインは、先ほどの例で言うバリをイメージしたエステサロンの香りのイメージにはぴったりですね。
イタリアの南部地方だけに生息するベルガモットは地中海の太陽をイメージさせ、明るい雰囲気作りをしたい場で活用するに適しています。
これらの香りの選択は、ハイブランドのフレグランスでも当たり前のように行われています。
調香師は香りが採取される地域など香りそのもののアイデンテティを踏まえて香りを生み出し、ディティールを表現しているのです。
このようにエッセンシャルオイルが採取される地域が香りの印象に大きく影響します。
このようにエッセンシャルオイルが採取される地域が香りの印象に大きく影響します。
B機能性と商業施設の整合性
リラックス作用に限らずエッセンシャルオイルには多様な機能性があります。
顧客に提供したい要素として、リラックスなのか? リフレッシュなのか? モチベーションUPなのか? などの作用を検討し、それがお店が提供するサービスと親和性があるかどうかを検証します。
世界で一つだけの香りを自社の顔・売りとして店内に漂わせ、顧客に強力な印象的メッセージを伝える
オリジナルデザインアロマを制作するには以下6つのポイントに重きを置きます。
オリジナルデザインアロマ制作のポイント
- お店の雰囲気・企業理念・経営者のパーソナリティなど
- どんなイメージを顧客に伝えたいか(リラックス・爽快・格式・上品など)
- 業種
- 顧客が何に興味関心を持っているか
- 店内のインテリア
- 顧客の滞在時間
これらのポイントはごく一例にすぎません。
世界にたった一つだけの香りをブランディングツールとして活用すれば香りがそのまま企業の記憶と一緒になって残りますので、時間をかけてオリジナルデザインの香りを考えていきます。
アロマ空間デザインを採用する星野リゾート代表星野佳路氏が考えるブランディング
星野リゾート 堺
ブランディングで著名であり、そしてアロマ空間デザインを館内で採用している星野リゾートの星野佳路氏がブランディングとは何かを語っている印象的な言葉があります。
星野リゾートの星野佳路氏が考えるブランディング
ブランディングは集客の効率性を上げる。客室が素敵!だと莫大なお金をかけて宣伝してホテルに来てもらうことはできるでしょうが、星野リゾートが運営していると一言いうだけで「旅を楽しくしてくれる」といった期待感を想起できる。
そしてブランディングとはsellingをなくす作業であり、記憶に埋め込んだ情報の束である。記憶に残るにはちょっと変わったことをするしかないし、人と違うことをすることで記憶に残るようになる。
星野リゾートは広告費がない上でずっとやってきたが、広告費が全てではなかった。4つのスコアで星野リゾートというブランディングを調整するようにしている。
星野リゾートは広告費がない上でずっとやってきたが、広告費が全てではなかった。4つのスコアで星野リゾートというブランディングを調整するようにしている。
ブランディングを行う上での重要な4つの指標
- 認知度
- 知覚品質(どう知ってもらっているのか)
- ロイヤリティ
- パーソナリティ
ブランディングには山が形成されていくようなとてつもない時間を要しますが、山ができると平地では見えなかったものが見えるようになります。
すると人は「あの高い山に登って景色を見渡してみたい!!」と思うようになります。これが星野氏がお話しされるsellingをなくし、宣伝広告費をかけなくても成り立つ集客方法なのだそうです。
弊社がアロマ空間デザインで提供するブランディングの象徴となるオリジナルアロマについても、よほど強い要望がない限り香りを変えません。ブランディングという作業が長い歳月を要するものだからです。
御社のアイデンテティとなる香りをお試し
冒頭でお伝えしましたように香りは私たちの日常に自然に存在しており、「アロマをオフィスに香らせる」といったサービスはもはや特別なものでもなくなりました。やり方がまだ一般的ではないだけで、アロマの活用は古くから行われています。
香りは人・場所・季節・風景・あらゆるシチュエーションと結びついて何十年もの間記憶とともに保存されます。
それは人が大切にしてきた思い出であり、その人の本質であり、その人を形成してきたストーリーそのものです。
それは人が大切にしてきた思い出であり、その人の本質であり、その人を形成してきたストーリーそのものです。
私自身はこの香りの本質を日々実感し、アロマ空間デザインの目的は人の本質に寄り添うことにあると思うようになりました。
「オフィスに訪れる顧客のこころに残る、他が提供しない体験を提供してくれるお店」にすることが弊社のアロマ空間デザインとなっています。
そんな顧客への思いがたくさん詰まったお店つくりを、一緒に考えてみませんか?
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ブランディングとは何か
ここからは誤解も多いブランディングの一般的なお話をしていきたいと思います。
ブランディングという言葉の大方のイメージとしては「シャネルのバッグみたいなかんじ」とイメージする人はまだまだいらっしゃるはずです。
ブランディングの対象は必ずしも高級品だけとは限りません。イオンのプライベートブランドは特別に高級な価格帯ではないものの、手ごろな価値のある品としてブランドが維持されている、といったようにです。
ブランディングの本質はブランドに対する愛着・ファン意識を高め、顧客の中の企業価値を高める活動」のことを言い、「○○と言えばあの会社」といった企業価値を顧客の中に埋め込む一連の活動を言います。
具体的にはメルマガ・公式サイト・対面での会話・DM・広告・パンフレット・商品のデザインといった顧客との接点で一貫性を持って顧客の中に企業価値を育んでいきます。顧客との接点は企業の在り方そのものであり無形資産、そしてそれらは顧客にとっては五感によってでしか体験することができないようになっているのがポイントです。
「雰囲気のいいおしゃれなカフェに行こう」ではなく「スタバに行こう」といった言葉がいつのまにか国内で浸透しているように、意図した企業価値がユーザーの中で認識されるように行う活動を言うのです。
多くの人がスタバに感じている企業価値の正体は「雰囲気や優越感」といったところでしょうか。雰囲気が何かと言われたら、ジャズのBGM・落ち着いたイメージのインテリア・座席と座席の間の空間・淹れたての香りといったところ、優越感が何かと言われたら、スタバを選んでいる自分を誇りに思える、こんなところになるでしょう。
好き好んでこうした価値に割高な金額を払おうとする、これこそがブランディングが効いている状態です。
ブランディングに不可欠なのは、この手に取ることができない価値を生み出して高めたり維持したりする作業と言われています。
ブランディングに不可欠なのは、この手に取ることができない価値を生み出して高めたり維持したりする作業と言われています。
ブランディングの目的
ブランディングの目的は企業にとって販売・売り上げなどにおける優位性の形成です。
実利的な点から言えば、ブランディング活動を行うと価格・サービスの競争回避によりコスト率が減少・利益率が上がって十分なPR予算を投資できるので、市場シェアの拡大が見込める・販売・売り上げに優位になる、といった好循環が生まれます。
ブランドとはこのような顧客との接点を通して、五感によって体験することでしか打ち出すことができません。
先の例のように、スタバは上質な空間の体験に価値を置くことで私たちの心を揺さぶり、おかげで私たちはスタバに対する熱量を上げられました。
人はスタバを愛用する自分自身を好み、この誇りがそのままスタバへの高評価へと直結して、またの消費行動を生み出すといった好循環を促します。
「雰囲気のいいおしゃれなカフェに行こう」ではなく「スタバに行こう」といった言葉の浸透は、市場の拡大そのものを意味しているのです。
スタバ以外の分かりやすい例として挙げられるのはApple社製品でしょうか。愛用者の多くは壊れてもパソコンを買うとは言わずに「MACを買う」といったりします。
この認識がApple社のブランディングそのものになっており、力技で他社と競り合って販売活動を行うまでもなく優位に売り上げているブランディングを物語るのです。
ブランディングがもたらすもの
企業がブランディングを行うと、どんな結果や成果を得られるでしょうか?5つ挙げてみましょう。
ブランディングで得られる結果や成果の一例
- 区別: これ以外考えられないといった実感が湧く
- 固定化: ブランドイメージの定着で同じ商品サービスが繰り返し使われる
- ロイヤリティ: これなら間違いなく大丈夫といった信頼性が生まれる
- 価格競争回避: 競合と競り合わなくても済み、広告費が減る
- 連想: 「シャネルはハイブランドの中でも特別である」などといったイメージが形成される
どれも「顧客の中で形成された企業価値」であり、かなりふわふわしているのが分かります。
一見とりとめもないように思えるブランディングですが、具体的に実現する主な手法を2種ご紹介します。
ブランディングの主な方法
企業内で完結する活動
ブランディングで最も多く活用される手法として以下が挙げられます。
ブランディングで行われる主な手法
- ロゴ
- 社名変更
- 企業理念の刷新
- 店内のイメージやインテリアの刷新
- PRや広告
これらは企業内で考案されて一旦はブランディング活動が完結、これらの活動がユーザーに何からの影響を与え、企業価値が形成されるまでしばらく時間がかかります。
利益目標のように短期間で成果を求められる企業活動とは意味合いが異なり、ブランディングは活動に対してどんな結果が起こったのかが短期間のうちに形として見えないことが多いです。こうした点からどことなくブランディングそのものにふわふわしたイメージが付きまとうのかもしれません。
例えばロゴは他社と区別してもらうために重要な識別になりますが、ロゴ単体によるブランディング活動だけの影響だけで商品やサービスが選ばれるようになるという事はあまりないでしょう。ロゴを変更したとしても直接的・飛躍的に売り上げを伸ばすとは考えにくいです。
ユーザーを引き込んで永続的に行うプル型ブランディング活動
前述の「企業内で完結するブランディング手法」のほか、ユーザーを引き込むプル型活動によってブランディングを行う方法もあります。
ターゲットユーザーにとっての興味領域の価値を提供し、そこからUX(user experience顧客の体験)を高めてブランディング化して行く活動です。
それではここからはこうした視点で2つを詳しくお伝えしようと思います。
- なぜユーザーにとっての興味領域の価値を提供するのが効果的なのか?
- ユーザーエクスペリエンスとは何か?
なぜユーザーにとっての興味領域の価値提供をするのが効果的なのか?
ブランディングで好循環が起こると市場シェアの拡大が見込めるとお伝えしていたのは新規顧客の獲得を意味しています。
新規顧客になりえる人とはモノやサービスに興味関心がある人であり、そのうち「いずれ購入できたらいいなと考える人」は「今すぐにでも購入したい人」の5-6倍はいると言われます。
今買わなくてもいいけれどいずれ欲しいと思っているユーザー層に対しては、ユーザーの興味関心事にフィットする情報を発信するといったアプローチが響きやすいでしょう。
その方がユーザーも押しつけがましさを感じずにモノやサービスに興味を持ちやすく、友好的でゆるやかな関係性から共感・愛着・ファン意識が育っていくと考えられているからです。
ユーザーの興味関心の領域の切り口でアプローチ、それをブランディング活動の一環やマーケティングの流れとして組み込んで収益を積み重ねが見込めるので、意外にも効率的なのです。
ユーザーエクスペリエンスとは何か?
数年の間でウエブ上に限らず実店舗においてもこのUXの向上について考えられるのが当たり前のようになりました。商業活動においては、それを通してユーザーが得られる体験をユーザーエクスペリエンス(UX)と呼びます。
高い価値のあるUXとそうでない場合の例を挙げてみましょう。
新商品のリリースにあたり、価格・大きさなどの規格・機能を箇条書きにしただけの場合はUXはそれほど高くありません。それらに加え、動画などで使い方を解説したり、使用感を伝えたりする場合は高いUXになると言えるでしょう。
現在はどちらかと言うと後者が重要な意思決定要素になっている傾向が強いように思います。
※東北大学大学院 谷本拓教授
ショウジョウバエに砂糖と電気ショックを与える前に、それぞれ別なにおいを嗅がせたところ、電気ショックの前に噴霧されたにおいに対して回避行動を起こすようになった。
一方砂糖の前に噴霧されたにおいに対しての価値が上がり、砂糖を与えなくてもにおいに近づくといった行動を起こすようになったという。